ジュニア・リーダー研修会1月月例研修

平成23年1月16日(日)、すみだ生涯学習センターで1月の月例研修が行われました。今回は、「教養科目 他の専門家に学ぶ」と題して行われました。講師に落語家の柳家麟太郎先生と日本腹話術師協会の澤屋逸太郎先生、兜美千子先生、安原篤子先生をお招きし、落語と腹話術を通じて「人の前に出て話す・伝える・演じる」ことについて研修しました。先月(12月)は、梅若小学校75祭での講談師の公演を見学しましたが、ジュニア・リーダーが実際に人前で演じる体験をすることはありませんでした。今回は、同じ研修仲間とはいえ、人の前で実際に自分が演じてみる体験もしました。

午前中の研修の最初に、落語・腹話術それぞれの講師から模範演技を披露していただき、その後研修生の希望に従って「落語コース」と「腹話術コース」に分かれて指導を受けました。
落語コース(会場:和室)では、講師が用意した3種類の小噺から一つ選び、それを演じるための練習をしました。講師からは恥ずかしさを脇に置いて役になりきって演じること、自分のものになるまで何度も稽古することなどの大切さが教えられました。普段何十人もの子供の前で堂々とゲーム指導をしている高校生リーダーがほんの数名の研修生仲間の前で落語を演じるのをひどく恥ずかしがるなど、予想外の展開も見られました。
一方、腹話術コース(会場:ホール)では活舌の重要性やリップコントロールなどについてレクチャーがありました。その後、腹話術に適した発声の練習をしたり、靴下を使った簡単な腹話術人形の作成、演じるための台本書きなどをしたりしました。
最後は、全員がホールに集合し、落語・腹話術それぞれのコースから代表者数名が壇上に上がり、それぞれの研修の成果を披露し合いました。

今回の研修で、これから先、子供たちの前に出て何かを伝えようとする時に、楽しく・わかりやすく伝えるためのヒントを学び取ってくれたものと思います。

次の研修は2月6日(日)スポーツプラザ梅若でバドミントン審判講習やレクリエーションゲーム実習を行います。

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