ジュニア・リーダー研修会 3月宿泊研修

東北地方太平洋沖地震の影響で、3月末に予定されていたジュニア・リーダー3月宿泊研修は変更を余儀なくされました。日程は2泊3日の予定から3月26日(土)・27日(日)の2日間連続の日帰り研修となり、会場は被災者受け入れ施設となったすみだセミナーハウスから墨田区役所13階会議室に変わりました。急な変更でしたが、研修生は1年間の総まとめの研修に一生懸命参加していました。

26日(土)は、墨田区ジュニア・リーダーズ・クラブ(SJLC/学校でいえば生徒会に相当)の活動を中心に展開しました。午前中は卒業をひかえたリーダー級3年(高校3年生)たちによるレクリエーション指導でした。いわば「卒業公演」的なこの時間は、毎年卒業生たちが研修生の成果を発表していきます。今年は、学校の授業を模したクイズを中心に展開されました。午後は、SJLC総会と三送会(卒業生を送る会)が行われました。総会では普段のミーティングの司会とは違う緊張感からか、議長が台詞のメモの「これも皆様のお力添えのおかげ」の「力」(ちから)を「か」と読み間違い、「これも皆様のおかぞえのおかげ」という迷言で会場を笑わせてくれました。総会で石井利典(いしい・としふみ)新会長ほかの新役員の体制も決まりました。石井会長は、21年度の真由美元会長に続き、姉弟で会長となりました。恐らくSJLC史上初でしょう。

27日(日)は、午前中に今度は4月から新たにリーダー級となる(はずの)上級(主に中学3年生)によるレクリエーション指導実習が行われました。実習なので、前日のリーダー級3年のゲームとは違い、実施後に「ふりかえり」とフィードバック、講評が行われました。中学3年間で成長した逞しい姿と今後の課題が見えてきた実習でした。
午後は、ワークシートを使った個人でのふりかえりや級別の話し合いなどを通じて1年間のまとめ・ふりかえりを行いました。そして最後は修了式・閉講式が厳かに執り行われ、墨少連坂井会長と区教委の金子生涯学習課長からリーダー3年生一人ひとりに修了証が手渡されました。来賓として墨田区青少年委員の方々のご出席も賜りました。卒業していく6名の方々の今後のさらなる活躍を期待しましょう。

新年度の活動は、4月17日(日)業平小学校で、開講式や1年間の目標設定、新入生歓迎会などが予定されています。

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