ジュニア・リーダー研修会 9月月例研修

【講師体験記】
9月 25 日(日)、9月月例研修でレクリエーション理論の研修の講師を務めました。普通、この種の研修の講師は東京レクリエーション協会などから招く外部講師や区教委専門職員が担ってきました。今回は都合で墨少連から講師を出すことになり、「レクリエーションインストラクターの資格を持っているから」ということで私にお鉢が回ってきました。
講義の内容は、「そもそも『レクリエーション』とは何か」という基本的な事項から、戦前から現代までレクリエーションがどのように受け止められ、取り上げられてきたかという基礎理論でした。これまではゲームの実技指導の補佐や「墨田区の子ども会の現状」などについて話をしたことはありましたが、こうした理論を話すのは初めてでした。
事前に区教委の専門職員と打ち合わせをして、「これまで実際に体験してきたことをもとに、他の人には話せないことを話してください」とリクエストされました。そこで、団地の集会所に図書館から本を借りてきて「子ども文庫」を設けたり、餅つきを行うためにリヤカーで臼・杵を借りに行ったりした体験などをJLに聞いてもらいました。事前に説明する内容をパソコンの中に入れ、画像をスクリーンに映してもらいながらの講義だったので、何とか最後まで話すことができました。いくつになっても新しい体験と学習があり、生涯が勉強の連続だなと思いました。
JLの前に立つのはこれまでにも何回もありましたが、初めて話す内容ということもあって、とても緊張しました。JLは、人の前に立ち、司会やスピーチ、ゲーム進行などに取り組む緊張と毎回戦っているのかもしれません。人前に立つことに挑戦し続けているJLに敬意を表したいと思います。

(墨少連顧問 野城)

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